しらぼ、

松本まさはるがSFを書くとこうなる。

相武紗季の結婚に先駆けて物申す

俳優の相武紗季さん(30)が30日、結婚したことを所属事務所を通して発表した。相手は、会社経営の30代の男性という。 正直ね、驚きましたよと。 いやね、別に良いとは思うんですよ。ぼくはね。相武さんには相武さんの人生ってもんがあるじゃないですか。全然…

パブロフの犬

声を大にして言いたい。僕は白衣が大好きだ。むしろ、大好きだ!と、エクスクラメーションマークを付けて良いくらいだ。今回は決して、丸美が以前難病にかかってしまい、余命宣告を受けて泣き崩れる丸美の側で僕はただ棒のように突っ立っていることしかでき…

実録。教団Xに潜入してきた。

「あなたは神を信じますか?」 きたっ、この言葉だ。目を閉じて座っている僕は思わず瞼の暗闇の中で聞こえる声に敷物の端を、ぎゅうっと握りしめていた… ーーーーーーーーーーーーーー 世界には様々な宗教がある。お祈りをして、「アーメン」(ヘブライ語で、…

月まで届くからあげくん

今月、あの、LAWSONの「からあげくん」が発売開始から30周年を迎えた。もはやからあげくんを知らない人の方が少ないんじゃないかってくらいの認知度のあるからあげくん。実はあのパッケージのニワトリみたいなのは、鶏ではなくて妖精らしい。 さて、30周年を…

笹塚のカフカ

三種の神器という言葉はみなさんにも聞き覚えがあると思う。元々は歴代天皇に伝わる八咫の鏡とか八尺瓊勾玉とか草那芸之大刀といったものであるが、みなさんが聞き覚えがあるのは、戦後の家電製品ブーム時代の方だと思う。1950年代後半の白黒テレビ、洗濯機…

美人は三日で飽きる、ブスは三日で

自慢じゃないが僕はブスにモテる。右向きゃ右のブスが目を輝かせ左向きゃ左のブスが胸をときめかせる。僕の顔はとりわけてイケメンじゃない。かといってとりわけてブスでもない。おそらくブスでもこの男ならワンチャン有るんじゃねぇか?っていう算段で、と…

韓国放浪記〜釜山は○○〜 後編

ーーーーーーーーーーーーーーーー無事に日本に帰ってきた。やっと帰ってきた。羽田空港内に広がるレストラン街はその一つ一つがどれも魅力的で僕の胃袋を震わせた。その中で適当なレストランに足を運ぶ。メニューを見る。どれも日本語で金額も書いてある。…

韓国放浪記〜釜山は○○〜

今回は今年2月23日から25日にかけて旅行した韓国放浪記の話。東京羽田から故郷熊本へ。数泊した後に23日早朝から熊本⇨博多天神⇨博多港国際ターミナル⇨韓国釜山というルートで今回は韓国に行ってきた。事前に東京までの往複路はきちんとチケットも購入済みで…

世の中は複雑である。

世の中というのはいつも複雑である。社会、ビジネス、宗教、恋愛etc…1つも単純なものなどない。国と国とが戦争したり、カップルがケンカするのも何かと何かという異質なものがぶつかりあうからである。そして異質という中でも相対的というものがある。これ…

おもむろに。

おもむろという言葉が最近キテいる。とにかく熱い。どのくらい熱いのかというと、twitterの検索の話題の言葉になっていないし、他メディアでも騒がれていないし、そもそもおもむろという言葉を使う人が少ない。僕と同居人のY氏の中でキテいるのである。つま…

目が覚めると密室でした。ファイナル

前回のあらすじ。ある朝、目が覚めると脱出不可能の部屋に幽閉された私。食料問題から転職まで悩んだあげくの果てに、襲いかかるのは帝国主義のてっぺんに君臨するジェイソンの存在だった。彼は独裁政治の政治を行い庶民を苦しめる。そんな中、自由を求めて…

目が覚めると密室でした。後編

前回のあらすじ。とんでとんでとんで気持ちよい朝に突然現れた恐怖回らないドアノブを前に諸葛亮孔明がケバブを削ぎ落としていくのだけれどさいごはドアノブが外れてしまい私の脳内を北風が吹き荒れていくのでした。冗談じゃないなにが孔明だなにが感謝だな…

目が覚めると密室でした。前編 過去記事

これは嘘のような本当の話である。最近、酒をのむと記憶がとんでしまう。どうにかこうにか器用に家まで帰ってきているのだけれど記憶が曖昧なのである。おそらく帰りはしっかりしているのだけれど寝ると忘れるのかもしれない。渡り鳥がなんとなく何万キロと…

闘う二日酔い男

ピロロロロロ。ピロロロロロ。朝日が射し込む窓辺から聴こえてくるのは優しげな小鳥の歌声だった。それはどんな目覚まし時計のアラームよりも耳心地がよくて、僕を幸せな気持ちにさせてくれた。と言いたいけど全然違った。ピロロロロロ。ピロロロロロ。と、…