少しずつ、空が白んできた。 銀色を帯びた雲が風で流れつつ、新しい一日の始まりを日の出が教えてくれた。 僕は結局どこのホテルにも泊まるつもりはなく、その辺の路上の脇に寝袋をひいて寝た。もちろん、地面に体温を奪われないようにマットは持参していた…
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