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しらぼ、

松本真青がSFを書くとこうなる。

「時間にルーズ過ぎるのは人としてクソだな!」

「晴海埠頭行 6時59分着」と電光掲示板に輝く文字を見ながら、僕はワナワナと震えていた。背後にはローソン、正面にはバス停を見据える位置。そして、早朝の空は青く澄んでいて、どこまでも高い。腕時計を見ると7時。だが来るべきバスの姿は未だにない。続け…

上京タラレバ娘

僕は割と中華が好きだ。とりあえず最後に片栗粉でトロミをつけとけばいいという安易な考えで炒められた食材達と、日本食にはない独特な味。料理は専ら食べる専門なので、味付けがどうなっているのかは知らないが。その料理に黒酢をぶっかけて食べる。 黒酢が…

その女、デンマーク

今、左の乳首がヒリヒリする。ブログを書き出してから早いこと8年目になるが、いまでもこんな書き出しでブログを書けると思うと、日本はつくづく平和なものよと感慨深い。 今年も良い年になりそうだ。 さて、本題に戻る。左の乳首がヒリヒリするのだ。何故ヒ…

君に捧げるエンブレム

世の中の常識を不意に押し付けられる事がある。夜、友人と小汚い立ち飲み屋で酒を飲み交わしながら語りあっていた。年明け早々僕の語る来年の抱負を、まるで僕が存在しないかのように見事にシカトする友人。もはや会話にならない。僕のことが嫌いなんじゃな…

心に残るイケメン

人生の中で誰しもが心に残る光景を観てきたことだろう。苦労して登った山頂からの眺め、初めてのデートで一緒に眺めた夜景。それらは幾ばくの時が過ぎ去ろうとも、心の中では鮮やかな色彩を放ち続ける。 僕はなかなかに強烈な友人達がいて、その中の1人にゲ…

いきすぎた便器

朝、気持ちをナイーブにさせる出来事があった。仕事の前にトイレで用でも足すかとコンビニへ。最近のコンビニはトイレが綺麗だと客足が伸びるみたいな思想が根付いているものだから、割とトイレが綺麗になっている。昔はトイレが汚かった店舗も見事に改装さ…

「残業100時間で自殺は情けない。」

「残業100時間で自殺は情けない。」とコメントした武蔵野大学教授、長谷川秀夫さんが処分を受けるに至った件。電通に勤める女性が「仕事にいくのが怖い。」等のツイートをしていた事も話題になりました。この一件がTwitterやらニュースタグやらでお盛んにな…

青春を独り占め

袋とじが消えた。 あんなに暑かった夏が終わりを告げ、いつの間にか季節が変わりゆく様に、それは消えた。 物質が音を立てて崩れ消えていくような激しさもなく、さざ波が砂浜でうっすらと砂に潜りこんでいく潮の余韻のようだ。 雑誌の袋とじのあるはずのペー…

○んこう少女

東京では変な事がよく起きる。 田舎では起きないのか、というとそういう訳ではないのだけれど、様々な悩みや欲望を抱えた人間が多く集まる東京は、人間のエネルギーが渦巻いているのかもしれない。 だから外を歩いてたりすると、ダライ・ラマ5世みたいな女子…

詐欺は人を傷つける

彼は深く、深く傷ついていた。 顔は憎しみの重圧に耐えかねたように醜く歪んでいた。血の気の失せた青白い頬と対照的な赤く煮え滾る充血した目はあまりに悲惨だった。小刻みに肩を震わせながら、彼は、神に命乞いをするかのように静かに、しかし力強く、僕に…

キミハボクノセンタクキ

強い陽射しに照らされた西口公園は月曜日の昼間とあって、閑散としていた。早口で喋る中国人、ポケモンGOをしているだろう姿の若者が数人。 大した理由も目的もない空洞な人達を惹きつける何かがきっと西口公園にはあるのかもしれない。 気圧の流れで集まっ…

高畑裕太の逮捕に先駆けて物申す

先日、日本のメディアを衝撃が駆け抜けた。 23日未明、前橋市内のビジネスホテルで女性従業員に乱暴しけがをさせたとして、俳優の高畑裕太容疑者が逮捕された。 警察によると、ホテルの電話を使って女性従業員にアメニティの歯ブラシを自分の部屋に持ってく…

無くしものをしないようにしよう

目標を立てた。 あれは確か小学生の頃だったろうか。クラスで月毎に1人ずつが目標を立てるのだけど、「たくさん手をあげて発表する」「ろうかを走らないようにする」といった他のクラスメートの目標に対して、僕の「無くし物をしないようにしよう」という目…

大丈夫だよ。

大丈夫だよ。 こんな心強い言葉が他にあるだろうか! ストレス社会の現代の中で、常に不安や恐れを抱えながら生きている人々にとってはかけがえのない言葉だ。 叱責はもちろんだが、頑張れ!といった言葉も励ましというよりプレッシャーになる方が多分にある…

Mother's Day 〜感謝の気持ちを込めて伝えよう〜

5月8日、今日は母の日だ。世界的にみると実は母の日は定まっておらず、アイルランドやイギリスでは年ごとに変わり、キリスト復活祭の3週間前になるし、オーストラリアでは5月の第2週になる。アメリカでの南北戦争中、「母の仕事の日」(Mother's Work Days)…

ダイエットしよう

(2015年11月10日制作)「どうしたいの?」とよく言われる。なんのことかというと、ここ数ヶ月の食生活全般のことである。インスタントを避け、筋トレをし、プロテインを飲み、鶏肉と野菜を食べる。早食いを抑え、炭水化物もむやみにとらない。だけどいま急激…

あの日みたモザイクの向こうがわを僕は忘れない

(2015年12月22日制作)モザイク。と聞いて貴方は何を連想するだろう。地上波では放送できないような内容だったり、ちょっとエッチな内容だったりに使われる修正のことをイメージする人が大多数であろう。無論、今回のモザイクとはエロな動画のモザイクについ…

Stay with me

(2016年1月6日制作)日本時間12月6日に発表された第57回グラミー賞。4冠を達成させたサム・スミス。実は筆者と同い年で、年男。猿みたいな顔してからに。最優秀レコード賞と最優秀楽曲賞を掻っ攫っていったサム・スミスによる、「ステイ・ウィズ・ミー」が世…

つまり分からない方が良いことがこの世にはあるということだ

(2016年2月25日制作)2月11日、人類は重力波の観測に成功した。これはアインシュタインが唱えていた相対性理論の一つが本当だったことを証明した。地球上では観測が難しい、極微小なエネルギーの通過による振動を宇宙空間で観測したらしい。と、ここまではメ…

神の啓示〜ギルガメッシュ叙事詩と天空の神エンリル〜

(2016年1月5日制作)歴史は繰り返す。そう、ローマの歴史家、クルティウスの言葉である。クリトリスでもぐりとぐらでもない。何千年単位、何十年単位と物事によって頻度はそれぞれだが、ある一定の周期で物事は繰り返すのである。それは歴史、といった厳かな…

年越しはフリーメイソンと共に…

(2015年12月31日制作)やぁ。今年も早いもので、もう大晦日ですね。みなさんいかがお過ごしでしょうか?実家に帰省して一家団欒コタツとミカンと紅白なんて方や、彼女と一緒にカウントダウンイベントなんて方もいるかと思います。まぁなんてステキな大晦日で…

相武紗季の結婚に先駆けて物申す

俳優の相武紗季さん(30)が30日、結婚したことを所属事務所を通して発表した。相手は、会社経営の30代の男性という。 正直ね、驚きましたよと。 いやね、別に良いとは思うんですよ。ぼくはね。相武さんには相武さんの人生ってもんがあるじゃないですか。全然…

パブロフの犬

声を大にして言いたい。僕は白衣が大好きだ。むしろ、大好きだ!と、エクスクラメーションマークを付けて良いくらいだ。今回は決して、丸美が以前難病にかかってしまい、余命宣告を受けて泣き崩れる丸美の側で僕はただ棒のように突っ立っていることしかでき…

実録。教団Xに潜入してきた。

「あなたは神を信じますか?」 きたっ、この言葉だ。目を閉じて座っている僕は思わず瞼の暗闇の中で聞こえる声に敷物の端を、ぎゅうっと握りしめていた… ーーーーーーーーーーーーーー 世界には様々な宗教がある。お祈りをして、「アーメン」(ヘブライ語で、…

月まで届くからあげくん

今月、あの、LAWSONの「からあげくん」が発売開始から30周年を迎えた。もはやからあげくんを知らない人の方が少ないんじゃないかってくらいの認知度のあるからあげくん。実はあのパッケージのニワトリみたいなのは、鶏ではなくて妖精らしい。 さて、30周年を…

笹塚のカフカ

三種の神器という言葉はみなさんにも聞き覚えがあると思う。元々は歴代天皇に伝わる八咫の鏡とか八尺瓊勾玉とか草那芸之大刀といったものであるが、みなさんが聞き覚えがあるのは、戦後の家電製品ブーム時代の方だと思う。1950年代後半の白黒テレビ、洗濯機…

美人は三日で飽きる、ブスは三日で

自慢じゃないが僕はブスにモテる。右向きゃ右のブスが目を輝かせ左向きゃ左のブスが胸をときめかせる。僕の顔はとりわけてイケメンじゃない。かといってとりわけてブスでもない。おそらくブスでもこの男ならワンチャン有るんじゃねぇか?っていう算段で、と…

韓国放浪記〜釜山は○○〜 後編

ーーーーーーーーーーーーーーーー無事に日本に帰ってきた。やっと帰ってきた。羽田空港内に広がるレストラン街はその一つ一つがどれも魅力的で僕の胃袋を震わせた。その中で適当なレストランに足を運ぶ。メニューを見る。どれも日本語で金額も書いてある。…

韓国放浪記〜釜山は○○〜

今回は今年2月23日から25日にかけて旅行した韓国放浪記の話。東京羽田から故郷熊本へ。数泊した後に23日早朝から熊本⇨博多天神⇨博多港国際ターミナル⇨韓国釜山というルートで今回は韓国に行ってきた。事前に東京までの往複路はきちんとチケットも購入済みで…

世の中は複雑である。

世の中というのはいつも複雑である。社会、ビジネス、宗教、恋愛etc…1つも単純なものなどない。国と国とが戦争したり、カップルがケンカするのも何かと何かという異質なものがぶつかりあうからである。そして異質という中でも相対的というものがある。これ…

おもろに。

おもむろという言葉が最近キテいる。とにかく熱い。どのくらい熱いのかというと、twitterの検索の話題の言葉になっていないし、他メディアでも騒がれていないし、そもそもおもむろという言葉を使う人が少ない。僕と同居人のY氏の中でキテいるのである。つま…

目が覚めると密室でした。ファイナル

前回のあらすじ。ある朝、目が覚めると脱出不可能の部屋に幽閉された私。食料問題から転職まで悩んだあげくの果てに、襲いかかるのは帝国主義のてっぺんに君臨するジェイソンの存在だった。彼は独裁政治の政治を行い庶民を苦しめる。そんな中、自由を求めて…

目が覚めると密室でした。後編

前回のあらすじ。とんでとんでとんで気持ちよい朝に突然現れた恐怖回らないドアノブを前に諸葛亮孔明がケバブを削ぎ落としていくのだけれどさいごはドアノブが外れてしまい私の脳内を北風が吹き荒れていくのでした。冗談じゃないなにが孔明だなにが感謝だな…

目が覚めると密室でした。前編 過去記事

これは嘘のような本当の話である。最近、酒をのむと記憶がとんでしまう。どうにかこうにか器用に家まで帰ってきているのだけれど記憶が曖昧なのである。おそらく帰りはしっかりしているのだけれど寝ると忘れるのかもしれない。渡り鳥がなんとなく何万キロと…

闘う二日酔い男

ピロロロロロ。ピロロロロロ。朝日が射し込む窓辺から聴こえてくるのは優しげな小鳥の歌声だった。それはどんな目覚まし時計のアラームよりも耳心地がよくて、僕を幸せな気持ちにさせてくれた。と言いたいけど全然違った。ピロロロロロ。ピロロロロロ。と、…